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北朝鮮が北海道の襟裳岬東から約2000キロにミサイルを発射!今後撃ってきそうな地域は?

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ここ数日間でICBMの発射準備をしている兆候があるとの見立てだった北朝鮮が、本日15日の早朝にミサイルを発射したようです。場所は北海道の襟裳岬東から2000キロほどの太平洋上。付近の船舶等に被害はない模様です。

 

北海道の下には在日米軍の空軍基地がある

今回、北朝鮮はなぜ北海道の東岸の太平洋上に発射してきたのか。その理由はミサイルの軌道の途中に在日米軍の空軍基地のある三沢基地があるからである可能性があります。

 

というのも、もし開戦になれば日本の航空自衛隊は爆撃ができないため、日本からは米軍の空軍基地から爆撃機が発進することになります。そして北朝鮮もそのことを理解している。そのため、戦争になればミサイルによる先制攻撃でまずは米軍の空軍基地を叩くことを想定しているでしょう。つまり、今回および前回のミサイル発射は在日米軍の空軍基地を即時爆撃するための予行演習も兼ねているのではないかということです。

 

そうなると、今後北朝鮮がミサイルを発射してくるのは以下の地域であると思われます。

 

在日米軍の空軍基地の東岸の太平洋上

在日米軍の空軍基地は、沖縄の嘉手納、東京の横田、青森の三沢の3箇所。今回および前回で三沢基地については発射済み。残りは沖縄の嘉手納と東京の横田にある空軍基地です。このうち、嘉手納の基地については途中で韓国の領土をまたぐことになるため、北朝鮮もしないでしょう。特に韓国の場合は、爆撃機で即時に北朝鮮司令部やミサイル発射台を爆撃する能力があるため、北朝鮮もその点は慎重になっているはず。

 

そうなると残るは東京の横田です。今回は前回と同じ北海道東岸でしたが今後もそうなるとは限りません。予行演習も兼ねて、東京方面に軽く一発撃っておこうという風になることも十分にあるでしょう。


それどころか、北朝鮮は追加の制裁決議を受けて日本本土を海に沈めるべきという声明まで出しているので、最終的には本当に水爆を搭載したミサイルを同時多発的に発射してくる可能性もある。


最近では地下核実験の準備をしている兆候もあるらしいのですが、核弾頭に搭載する用の水爆の爆破実験をするつもりなのかも。水爆の起爆機構は複雑で難しい。そのため、核弾頭搭載用の水爆でも一度実験を行って、確実に水爆ミサイルが起爆するのかを確かめるつもりなのかもしれない。

 

つまり今度ICBMが来るとしたら水爆搭載である可能性がある。水爆搭載のミサイルであれば、海に落ちてもヤバい。漁船がいっぱいある。海が核物質で汚染される。確実に国際社会での批判は免れないが、今の北朝鮮ならやりかねない。

 

その他の発射してきそうな地域ーグアムにある米軍基地の近く

北朝鮮からすれば既に予告済みの、グアムの米軍基地付近にも発射してくる可能性があります。ただこれは米国も警戒済みだし、位置的にも韓国の上空を通過するかたちになる。そのため米韓政府を刺激することになり、即時戦争もあり得るでしょう。北朝鮮も当然、そのリスクについては理解しているはず。そのため前回、予告済みだったにもかかわらず日本上空を通過させてきたのでしょう。可能性は低いとおもいます。

 

一番可能性が高いのは?

横田基地を通るルート、つまり東京の上空(の大気圏外)です。ここにピョンヤンの上のほうから飛ばしてくる可能性が高い。そして、水爆実験してからでしょうが、弾頭に水爆を積んでいる可能性もあるでしょう。最悪なケースは、威嚇ではなく先制攻撃を仕掛けてくる場合。在日米軍の空軍基地3箇所および韓国軍の基地、そしてグアムにある米軍基地を同時多発的に攻撃してくるでしょう。攻撃に水爆が使われれば首都圏は壊滅。横田基地には当然PAC3が配備してあるだろうからそこは少し避けてくるかも。まあ東京の港区や新宿区、立川のあたりかもしれませんね。まあ独裁国家なのでなにをやるか本当にわからないです。あまい見通しは捨てて、最悪の事態も覚悟しておいたほうがいいでしょう。